■模様
雲気(うんき)の一か。
湧き上がるような雲を図案化して、空中に満ちた「気」を表した中国古来の文様。これがやがてデザイン化されて、C字形やS字形を単位として連続させたものも見られるようになった。
■色
地色は利休鼠(りきゅうねずみ)、模様部分は濃紺。
■織
模様の周囲だけを輪奈織(パイル織)にするために横に織り込む銅線を通さない平面とし、模様部分を際立たせている。
●評
何とも不思議なデザインです。細胞内のミトコンドリアの様にも…。
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